新年明けましておめでとうございます。本年は卯年。兎は大人しい動物ですが、飛び跳ねるので飛躍の年と言われています。
　修武館剣道場は、元旦、2日と恒例の新年初稽古を行ないました。道場には少年剣士達の書道の力作を展示してあります。「文武不岐」剣道も書道も姿勢を整え、心を整え、呼吸を整え一所懸命行えばその人が上手、下手、勝った負けではなく、心を込めて一所懸命に行う事にその人の素晴らしさが滲み出てきます。
　「3才児の魂は百歳まで」と云われます。人間は他の人の幸せを願う事が出来なければ駄目だと親から言われて育った私は、高齢になった今でも弱者を思いやる心は失いたくないと思っています。
　尾崎放哉が「持ち切れない荷物の重さ前後ろ」と詠っていますが、禅では人生の欲望を「放下著」（捨ててしまえ）と断じています。
　剣道の掛け声は、心に起こる疑心を捨て切って、無心に起こる発声です。誰しもに習い事には関門があります。越えなければならない関門で、腰が痛いから、足が悪いからと言っても誰も同情する人は居ません。剣道を習う者は、向上心が無ければ心も技も停滞するだけだ。時間は待っていてはくれないのだ！　人の為に時間を使える人は。時間が足りない程集中出来るが、自分の事しか考え無い人には、尊い汗を流す悦びが判ら無いと思う。剣道は心と身体で学修する修行道です。打って反省打たれて勉強だと言います。
　幼児や小年剣士が何回も稽古したい元立ちの先生になれたら、子供達は伸びるし本人の格も増すでしょう。少年剣士の素性を引き伸ばして上げましょう！　門下生全員の飛躍を期待しています。

　

剣道場は剣の修行で自分を悟る所が剣道場ですが、心が動けば相手に打突の機会を与えてしまいます。　心が動かない剣道、スーツと攻めてトンと打つ、これが至難なのです！

成蹊大学剣道部：5年前より「多くの剣道人との交流」を目的に開設・運営しているとのこと。剣道サイトを検索して当ホームページを訪問してくださいました。

全日本剣道連盟ホームページです。剣道に関する情報、資料等が載っています。

全日本剣道道場連盟のホームページです。修武館も会員として登録されています。今度修武館ホームページを登録することになりました。

東京都剣道連盟のホームページです。

江戸川区剣道連盟のホームページです。

江戸川防具のホームページです。修武館の会員もお世話になっています。

チェコのプラハにある「プラハ剣友館」のホームページです。以前に来日し、修武館にて居合道を学ばれたヴラジミール・ホトヴェッツ氏からのメッセージです。